2012年12月24日月曜日

アップル・ゼリー

リンゴのペクチンだけを使ってゼリーを作りました。
リンゴはクラブリンゴ、このリンゴからペクチンを取り出し そこにお砂糖を足して仕上げます。
我が攻防で作るジャム類の中では1番甘いですね。このゼリーが。
ゼリーの硬さは残念ながらまだまちまちです。
しかし きれいな透きとおった赤になりました。リンゴの精、そんな感じがします。

2012年12月3日月曜日

いちご

近年ずっといいイチゴを探していたのですが なかなかいいイチゴを紹介されました。
山の中で栽培されていました。標高はどれくらいだろう?700m位でしょうか。
花の受粉は蜂がやっています。
寒くなった頃から甘みが乗るそうで この時期に食べたイチゴは甘いこと まるで砂糖をまぶしたようでした。
来年が楽しみです。
1年のうち後半に収穫するイチゴだそうですが

2012年11月1日木曜日

屋根の葺き替え 2

屋根の吹き替えが始まって一ヶ月 だいぶ形が見えてきました。
近所のおじさんが来て 職人に声をかけました。 「随分萱が薄いじゃないか。」 職人答えて「この辺の屋根を見て回ったが どこも2尺だったねえ。」 おじさん「昔はもっと厚かったけれど 萱が無くなったからなあ。厚くはできなくなったかなあ」 「この広さの屋根だからねえ。ちょっと厚くするだけで 萱の量は随分増えるよ。」 「だけれどこの屋根は40年もつよ。」

もうじき今年の分は完成だそうです。

2012年10月23日火曜日

屋根の葺き替え

工房の近所お宅の屋根の葺き替えが始まりました。
だいぶ痛んでいたので 全部はじめからやり直しだそうです。
職人さんは40年はこのまま持つ屋根を作ると言って丁寧な仕事をしています。 きれいだねえ。 足は富士山麓からの物 地元では茅場の萱が足りなかったんです。
仕事は2年計画の1年目 楽しみです。工房の近くにいらしたら是非立ち止まってご覧になってください。
すばらしい仕事風景です。 

2012年10月21日日曜日

紅玉りんご

紅玉りんごのジャム作りが始まりました。 このりんごは香りが良いですね。りんごをつめたコンテナを車に積んで帰ってきますが その道中ずっとこの香りに包まれます。
ジャムを作っているときは その時で このりんごの香りの中にいます。香りは僕の肌につき 顔にも 頭にも シャツにつき ズボンにつき 僕がりんごになったようです。
香りってすばらしいですね。

2012年10月6日土曜日

ブラッククウィーン 葡萄ジャム

今年も松本の村山さんへブラッククウィ-ンのぶどうを頂に行ってきました。ブラッククウィーンは赤ワイン用のぶどうなので収穫日が決まっています。3日ほどで全てを収穫してワイン工場へ持って行く訳です。僕はその中からジャム用のkgを頂きます。ですから「明日取りに来ないともう残らない」なんて 電話が入ります。今年も大急ぎで松本へ飛んで行き ジャム用の量を確保しました。
酸味と甘味のバランスは最高です。
種があるぶどう、房も成形をしていないので大きくて貫禄です。
いいジャムが今年もできました。 

洋ナシ

洋ナシのジャムを作り始めたのは 連れ合いの母親がフランスで食べた”洋ナシのジャムが美味しかった”と言っていたのがきっかけでした。 飯綱町の三水アップルファームの山下さんに この話した所「うちにある」とのことで それ以来ぼーしやJAM工房作り始めました。
洋ナシはあの独特の舌触りです。滑らかな すべるような。梨のあのざらっとする感じ、引きずり込まれるような柔らかな甘味。
いい果物です。

2012年10月4日木曜日

黄玉 ぶどう

黄玉(おうぎょく)と言う名のぶどうのジャムを頼まれました。
無加糖でもできましたが 今回は少々加糖したいと言うことで 種子島の粗糖を使って仕上げました。見てくださいこのぶどう きれいですね。 種が入っていません。 もちろんジャムにするために 僕は加熱するので この色はもう少し黄茶系の色になってしまいます。
柔らかな味のジャムになりました。
村一農園さんから販売されます。

2012年9月27日木曜日

チェコレート・ベリ-

昨年に続き 今年もチョコレート・ベリーに挑戦しました。この気は白い花がきれいです、そして秋にはブルーの実がなります。ミニはアントシアニンがとても多く含まれているそうです。 んー、だけれどこの硬い皮をどう料理しよう。1日実を机の上に置き眺めていました。翌日 悪戦苦闘の?時間 何とかジャムになりました。できたのは5本です。
いろいろの実があって いろいろの味がありますね。次回はもっと自由に考えて作ってみようと思いました。  

2012年9月26日水曜日

プルーン

飯綱町の山下さんから今年もプルーんを頂いてきました。
プルーンはドラィプルーンがあまりにもポピュラーなのでジャムって言うと一般的には馴染みのない感じがするようです。 でもプルーンのジャムはおいしいんですね。誰にでも好まれるタイプの味わいです。
 鉄分が多いと何故広まったのかは知りませんが 実際には他の果実とさほど変わりは無いそうです。おもしろいですね。

さて今が旬のプルーンのジャムができました。

2012年9月23日日曜日

カマキリの巣、たまご

ここら辺の人達はカマキリが巣をかける高さで今年の雪の量はこうだ なんて予想します。先日村の集まりでこの話になりました。ある人は巣をかける高さが高いと雪が多いと言いました。すると隣のおじさんは「逆だよ」と言います。うんん!それじゃあ予想できずです。

絵本作家のの柳生さんにカマキリの巣を貰って来ました。彼はカマキリの巣を今頃の季節に見つけると集めて来て 家の中に冬の間ずっと避難させておくのだそうです。 雪の中で凍ったり、水にやられたりりとか、他の鳥や虫に食べられたりなんて事がないようにです。 春になると庭や周りのやぶや草にまた このカマキリの巣を縛り付けてあげるわけです。7月頃には卵から帰って巣の外にわんさかカマキリの子供たちが出てくるそうです。 おもしろそうでしょ。その話を聞いて僕もやってみようと思ったわけです。 庭中かまきりだらけ! 最近カマキリの話題が多いです。


2012年9月18日火曜日

チェリー・プラム

今年のチェリー・プラムができました。
これでやっと売り切れていた棚に チェリー・プラムのジャムが並びます。 今年はチェリープラムは豊作です。 熟度も一番いい所で 山下さんに頂いたので味もいいし 硬さも良い時にジャム作りをすることができました。
チェリー・プラムはプラムの古い種類です。山下さんの畑の隅にありました。あんまり古くて品種名がわからなかったので 山下さんが名づけたわけです。 それにしてもこれはおいしいプラムです。

2012年9月13日木曜日

もも

さて 桃の季節がやって来ました。 普通の所から比べると遅いですが ここは信州の山深くへやってきた所 標高もぐっと高くなっていますので まあこんな時期です。
このしゃしんは山下さんの自宅です。すごいね。わんさか桃があります。 三水アップルファームの山下さんの果実は農薬量が一段と少なくて安心だけでなく味も格別です。
さて 今年のおいしい桃ジャム作りに入ります。

2012年9月10日月曜日

エレファント ハート プラム

エレファント ハートと言う名のプラムがあります。 中まで真っ赤な酸味のあるプラムです。「受粉用だから あんまりうまくねえぞ」と山下さん。食べてみると 結構おいしい。
太陽など他のプラムの受粉用のプラムの木だそうです。 「ジャムにして見るか?」 と言うわけで ジャムにしました。
真っ赤な 酸味の良い良いジャムになりました。
ところでこの名前 ハート型なので ハートって言うのはいいですよね。エレファントかあ!象の心臓って小さいのでしょうか。そうだディズニーに出てくる恋する象の周りに飛ぶ赤いハート そんな感じでしょうね。 恋人へのプレゼントにいいかもしれません。

2012年9月8日土曜日

野尻湖ベリー

信濃町の道の駅 展望館からの注文で”野尻湖ベリー ソース”を作りました。
野尻湖ベリーは 山にある 夏はぜという木のの実です。ここの町の方言では(?)の名前を”ぶんぶくちゃがま”と言います。 なぜ 野尻湖ベリーと言う名前にしたかと言うと 夏はぜの実の味は甘酸っぱくておいしいですがやはり野性的です。栽培されて 品種改良などが繰り返されて食べやすくなった果実とは 優しさと言うのか そう言う物はありません。 もっと人の事なんかおかまい無しの味なんです。 野尻湖って町の側は確かに開発されて人家や店やホテルもありますが それ以外は自然のままなんですね。 何か夏はぜと野尻湖はイメージの似たところがあります。 もちろん反論は出るでしょうが。 そんな夏はぜを野尻湖ベリーソースにしました。お試しください、ここだけの味です。 

2012年9月5日水曜日

山ぶどうのジャム

やまぶどうのジャムを青木さんから頼まれました。 昨年に続いての注文でした。
山葡萄が栽培されるようになって随分時間が経ったように思いますが ジャムにするのは 僕は2度目です。もちろん自然のやまぶどうは何年も作ったのですが 近年の山のくまの食糧不足を考えると 秋の山の物を採って来てのジャム作りはできません。
 そんなわけで うれしい再会です。 やまぶどうは熟すと随分糖度があがります。そこで今回も無加糖ジャムになりました。なかなか良いジャムです。 これは僕は販売しませんが ほしい方は三水アップルファームへご連絡ください。

2012年8月30日木曜日

ソルダム プラム

プラムのジャム作りが始まりました。
種類はソルダムです。ほんとにきれいなプラムですね。二つに割ると中が赤くて 真っ赤ではなくて赤い模様のようです。
食べると甘酸っぱくてジューシーです。
夏にふさわしい味の果物です。
ジャムも香りが良くて酸味が利いていて 良いできです。
先日 高山村の宮崎さんに頼まれて ソルダム・プラムのソースを作りました。とってもきれいなヨーグルトやアイスクリームなどに使えるソースができました。

2012年8月17日金曜日

5つの種類のブルーベリージャム

何年か前にハイブッシュ系のブルーベリーを品種毎にジャムにする注人を受けました。
伊藤ブルーベリー農園で収穫された10種類位の物を使って作りました。どれも それぞれに持ち味があり 全てもちろん違う味です。
何百という種類のあるブルーベリーですが これなら単品でジャムにしたいと思う物もありますね。
その年はラビットアイ系ブルーベリーは冷凍の物を使ったため 思ったような 物ができませんでした。 最近ブルーベリー協会の鈴木さんと知り合えたので その時の事をお話し 筑波の鈴木さんの農園で収穫されるラビットアイ系のブルーベリーを何種類か頂ける事になりました。
それが今日届いたのです。待ってました。 早速ジャムにしました。
ブライトブルー、ティフブルー、ノビリス、バルドウィン、デライト ラビアイ系のブルーベリーは確かにハイブッシュ系の物よりも皮が硬いですが ジャムにするとさほど気になりません。糖度はラビットアイ系の方が高いようです。 なるほどこれがラビットアイ系のブルーベリーなんだ。
近いうちに ブルーベリーの関係の人たちと味見会をしたいと思っています。

2012年8月4日土曜日

ホットケーキ・ランチ

ぼーしやJAM工房の湖畔店で今日からホットケーキが週末だけですが始まりました。
スウェーデン式のホットケーキです。うすく焼いてジャムを入れくるくると撒きます。なかなか美味しいですよ。
大ちゃんとソフィアが担当します。
ジャム工房に今までとちょっと違った感じの 時間が始まりました。のぞきに来てください。

2012年7月24日火曜日

ブルーベリー

今日もブルーベリーのジャム作りです。このコンテナで運ばれて来ます。一コンテナ8kg位です。 きれいでしょ。これだけのブルーベリーを採るのにどれだけ時間がかかるでしょう? 慣れた人で一日20kgと聞いたことがあるから まあ3時間とか半日くらいでしょね。
さて まずブルーベリーを掴みして口の中に放り込み味見をします。「おいしい」 もう一度一つかみしてブルーベリーを口の中に押し込んで もう一度味見をします。「いいねえ」
さて 今日のジャム作りを始めましょう。
味見は大事な一日の始まりの行事です。

2012年7月17日火曜日

ラズベリー ジャム

ラズベリージャムは人気のあるジャムです。
色がいいですよね。 この透き通る赤。
味も酸味があり 甘みがあり そして香りがあります。
大きなポイントになっているのが種です。
種があってやだ と言う方もいますが これが 隠れた魅力です。 隠れてなんていないじゃないか!口の中で歯に当たる!
なんて事もありますが 種の無いラズベリージャムは焦げ目の無いサンマみたいな物ですよ。
この歯ざわりも楽しんでください。
収穫の大変なラズベリーですが 農家の方々に頑張ってもらって 今年もでき始めました。

2012年7月15日日曜日

ブルーベリー

こんなすばらしいブルーベリーの実をジャムにするチャンスをいただきました。 うーん!このブルーベリーはおいしい。
ブルーベリーを目の前において 一粒食べてみて どんなジャムにしたらこのブルーベリーが活きるだろうか しばらく座って眺めてみました。
頭の中で形を決めて 火を入れました。 様子を見ながら火の加減を変えて。
出来上がったブルーベリーのジャムは こんなにまろやかな やさしい上品なベルーベリーの味わい。
すごいねー。
こんなのを育てる人がいるんだ。
こんなブルーベリーにまた会えるかどうか。
感謝。

2012年7月11日水曜日

ジューン.ベリー

ジューン.ベリーという 聞きなれないベリーをアップルファームの山下さんから届きました。
完熟していて甘い果実です。色は濃いブルーで大きさは小型のブルーベリー位のサイズです。
皮が意外に硬く残りますね。おもしろい。
調べてみると 北米、カナダ、アメリカの東海岸から内陸部に分布しているようです。甘いので生食にするなど。
野性っぽいし 色から見ると健康食品になりそうな感じ 調べてみないと分かりませんが 薬効とかありそうな色です。
来週には 3つ位店に並べます。本年度生産数7本でした。

2012年7月8日日曜日

ぼーしやJAM工房の湖畔点のデザインを少し変えました。前は大きなテーブルがあったのですが それを小さな物に変えてオレンジ色のテーブルクロスをかけました。周りにあった全ての物はきれいになくなりました。”スペース.クリアリング”です。必要ない物、使わない物は良くない気を集めるので処分する。物を必要以上に持たないようにする。こういう考え方でいきました。
これを始めると店中が大変身です。僕はいらない物は持たない主義ですが それでも20年も同じところで店をやっていれば 埃に始まって いろいろ出てきました。 さあ 掃除もひと段落心機一転で店のオープンです。

2012年6月14日木曜日

夏みかんのジャムができました。
夏みかんのジャムを作っているときは工房中が柑橘系の香りに充たされます。 のどから食道、肺そして脳みそが消毒されるというのかリフレッシュ そんな感じがします。なんとも気持ちのよいものです。
早速 食べてみます。
このほのかな苦味が心地よいですね。
今日のお昼はトーストに夏みかんジャムでした。
夏みかんは千葉県の富ヶ浦の清水さんにいただいています。もう長いお付き合いになりました。 

ところで 夏みかんジャムも放射能検査をしました。結果は不検出でした。細かくはJAMの夏みかんジャムのらんに載っていますのでご覧ください。

2012年6月10日日曜日

イチゴのジャム放射能測定結果

イチゴのジャムを作り終えました。今年は少し少なめで500本。
始まりが遅かったので仕方ないところです。できは上々でした。
この写真は出来上がったジャムを冷ましているところです。

さて 終わったところで放射能測定を実施しました。
セシウム134と137です。イチゴは今はビニールハウス
栽培なのでほとんど被害はないと思っていましたが
いざは測って見るとなると大変なプレッシャーがかかる物です。
測定をしてくれたのは長野市民測定所(代表:市川清)です。
夕方、市川さんにジャムを渡して帰ってきました。
明日の朝には結果が出るとのことでした。
まな板に乗った鯉、眠れない夜を過ごしたのはどの位ぶりでしょう。
翌朝朝9:00を待って電話を入れました。
測定限界2.5bqで不計測との事!
なんと重い荷物を降ろすことができたことか。
なんと重い荷物を背負い続けることか。
ともかく安心を数字にできました。

          



2012年6月5日火曜日

いちごのJAM

さあイチゴのジャム作りが始まりました。
イチゴを煮はじめると その香りが 工房のある野尻湖畔から少し山あいに入った本道村を流れて行きます。 まだ早春の本道村にはたまらない甘い香りですね。近くの農家のおばさんが「いい匂いだねえ」なんていいに来てくれました、
僕はイチゴのジャム作りは好きです。 できるとまず焼きたてのパンを もらってきてそれにジャムを乗せて食べます。おいしい。 僕はイチゴの形一粒一粒を残して 仕上げるのですがパンの上でそれをつぶさずに食べます。ジャム屋だからね
そこら辺は贅沢をしますよ。アンジェラもピタもジャム作りを手伝ってくれました。3人とも手が真っ赤です。

2012年4月1日日曜日

ぼーしやJAM工房のHP用のブログがようやくスタートします。
mystaffの村田氏ががんばってくれました。

昨日はJAM工房の隣の古民家:トマトの家を使ってのイベントの話をしてきました。
まだ 形は決まっていませんが 昨年鈴木さんが「南極の話」をしてくれましたがまたそんな楽しい企画や心の休まる形を模索してゆくことになります。
山里なのだから いろいろ考えられますね。
ジャムのワークショップやくまの話もやりたいと思っています。何かアイディアがあったら教えてください。

さてさて お楽しみに。

りく